記念すべき初登板の日にはある珍事もありました。

村上雅則さん:
「(試合直前に)ロッカールーム入ったら(GMが)契約書を出して、これにサインせえって言うからね、分かんないじゃない英語で。だから、ノーって言ったのよ」
「(チームは)英語のわかる日本人を連れてきてさ、これ(契約)しなければゲーム出れないのよって言って、そしてサインしたらプレーボールの15分か20分前なの。(GMが電話で)『今、マッシーが契約したんだけどOKか』って言ったら、OKといって登録された」

村上さんは試合直前ギリギリに契約を交わし試合に出場しました。

初登板は1回を投げ2つの三振を奪い、無失点の好投を見せました。
村上さんはメジャーで2年間通算54試合に登板し、5勝を挙げます。

メジャーを代表するバッターとも対戦しました。