4月13日に開幕する大阪・関西万博のイタリアパビリオンに山梨県産の日本酒が提供されることになりました。

山梨県北杜市の山梨銘醸が醸造したスパークリング日本酒「深星」。
大阪・関西万博のイタリアパビリオンの贈答品やパーティなどで使用されます。
北杜市産の酒米と天然水を使用し瓶内二次発酵の技術できめ細かい泡が特徴です。
山梨銘醸 北原対馬社長:
「熟したイチジクのような濃厚な味わいが口中に広がり、グレープフルーツのような強い酸味を感じ、余韻が続くような印象」
イタリアの太陽をイメージした特別パッケージで値段は1本3万5200円。
日本酒の消費量はおよそ50年間で4分の1以下に減少し、山梨銘醸は日本酒の国際化や高付加価値化のきっかけになればと期待しています。
山梨銘醸 北原対馬社長:
「一本あたりの経済的収益も、生産者、販売側も考えていかなければならない。しっかりとブランディングを行わなければならないと考えています」
イタリアパビリオンには半年間で数百本が提供される予定だということです。