貢川団地のネコは2017年頃から増え始め、今、この辺りを中心にあわせて40匹から50匹いると見られています。

団地の住民:
動物がいると癒される。


団地の住民:
来たときは骨と皮だけだった。みんな大事にしてあげたらここまでなった。誰かが捨てたのだ。


野良ネコにエサをあげ、かわいがる住民もいます。

その一方…

団地の住民:
嫌ではないけど、フン。どこでもするから困る。


高岸貢自治会長:
ここに登ります。こういうところに尿とかする、それが皆さん臭いという。この上にもネコ登るから毛布とか敷き布団の上に泥足で登る。


住民からは苦情も多く寄せられています。そして…

高岸自治会長:
虐待されてお尻と後ろの足がもう立てる状況ではなかった。引きずっていた、保護したときも。


そこで自治会が立ち上がり団地の野良ネコを「地域ネコ」にする取り組みを始めました。


地域ネコとは捕獲した野良ネコに避妊・去勢手術を行いその後、もとの地に戻して地域住民が命を見守るというものです。


地域住民:
ここに足をかけます


動物愛護団体「ねことも」などの協力のもと、住民らによる「ネコ捕獲作戦」が始まりました。