陸上自衛隊北富士駐屯地は23歳の自衛官が3人の隊員に膝蹴りなどの暴行を加え、けがをさせたとして停職7か月の懲戒処分としました。

停職7か月の懲戒処分となったのは東部方面特科連隊の23歳の陸士長です。
陸上自衛隊 北富士駐屯地によりますと陸士長はおととし1月、駐屯地で後輩隊員の足を鉄の棒で突く暴行をしました。
また眠っている同僚の隊員に飲料水をかけたほか、2月には、別の隊員に膝蹴りをする暴行をし、隊員2人に全治2週間から3週間のけがをさせました。
聞き取りに対し陸士長は「寝言がうるさいことに腹が立った」などと説明し、暴行の事実を認め、退職する意向を示しているということです。