山梨県の林政部を対象にした今年度の県の包括外部監査で改善を求める指摘事項が9件ありました。
25日は包括外部監査人らが長崎知事に結果報告書を手渡しました。

今回の監査は林政部を対象に行われ、重大な問題はなかったものの、改善を求める指摘事項が9件ありました。
このうち、恩賜県有財産の貸付料を算定する調査費では、県が不動産鑑定を行う3社に見積もり依頼をしたものの、2社が辞退し1社と随意契約を結んだことにふれ、「随意契約の場合、原則2社以上から見積書を提出する」とする県の財務規則に抵触するおそれがあると指摘しました。
またマウンテンバイク推進の県の会議のメンバーの一人がコース整備の工事に下請け業者として入っていたことを指摘し、利害関係が疑われるもので問題だとしました。