今回の天皇杯制覇はこれまでクラブを支えてきた人たちにとっても格別なものとなりました。


穀物メーカー「はくばく」の社長 長澤重俊さん。

ヴァンフォーレが存続の危機に陥った時からスポンサーとして支えてきました。

応援バス1台1台に乗り込み気持ちを高めます。


はくばく 長澤重俊 社長:
皆さんおはようございます。はくばくの長澤と言います。
J1を打ち破ってきた熱い戦いをみんなで応援したいと思います。
よろしく願いします。


はくばくはかつて工場で火災が発生。その際、スポンサーから撤退されると再びクラブが経営危機に陥ると考えたサポーターがはくばく商品の購入を呼びかけ会社を支えました。


長澤重俊 社長:
チームの為にコツコツと応援してきましたけど、ご褒美というかありがたい機会をいただいたと感謝しています。

バスを見送った後は社長もスタジアムに。

試合終了後には…


サポーター:
おめでとうございます。

長澤重俊 社長:
続けているとこういうことがあるんですね。


はくばく 社員:
誇りです。ここで働いていて良かったです。


長澤重俊 社長:
こんなこともあるんだとうれしいです。20年間コツコツとあんまり見返りも求めず応援してきましたけど、本当に大きなご褒美をいただいたと思っています。