建設会社から1年間の賃貸契約で借りていた工事現場で使用する足場材を、金属買取り業者に売却し横領したとして、土木建築会社の役員の男が逮捕されました。

逮捕されたのは山梨県甲斐市の土木建築会社役員の32歳の男です。

警察によりますと、男は甲斐市内の建設会社から2022年11月から2023年11月の1年間の賃貸契約で工事現場で使う足場材を借りていました。

しかし、2023年6月1日から3日までの間に3回にわたって、借りていた足場材の一部の鉄製の手すりなど361㎏を県内の金属買取り業者に1万5523円で売却し、横領した疑いが持たれています。

警察の調べに対し男は容疑を認めているということです。

なお、男は同じ建設会社の足場材の手すりなど約50㎏を2023年5月29日に2150円で売却し、横領した疑いで、2024年11月26日にすでに逮捕されていました。

警察ではまだ余罪があるとみて捜査をすすめています。