公共工事をめぐる贈収賄事件で、有罪判決を受けた前の町長らに損害賠償を求める提訴議案が、富士川町議会で可決されました。

富士川町の贈収賄事件は、学校給食センターなど町発注の公共工事で便宜を図る見返りに現金を受け取ったとして、志村学前町長ら2人が有罪判決を受けたものです。

富士川町は不正な入札で町に損害を与えたとして、2人に損害賠償を求める考えを明らかにしていて、20日の町議会で関連議案が可決されました。

町は賠償額などを弁護士と調整していて、訴状提出へ準備を進めるとしています。