アライグマは、農作物や在来生物を捕食するなど生態系に悪影響となることから特定外来生物に指定され、飼育や販売は原則禁止されています。

県によりますと昨年度の捕獲数は過去最多の343匹にのぼります。

南部町では今年度すでに7匹が捕獲され、捕獲ペースは昨年度を上回っています。
町内ではトウモロコシやナスなど農作物への被害も確認され、町の担当者は危機感を募らせています。

南部町産業振興課 塩津大さん:
「昨年に比べても被害状況は増えてきていて、野菜などの収穫を楽しみにしている人たちに非常に申し訳ないというか、今後どうにかしていかなければと思っている」

なお県はアライグマを見かけた場合は手を出さず、住んでいる市町村へ連絡するよう呼びかけています。