無許可で乗用車に客を乗せ静岡県から山梨県忍野村までの料金をとる白タク行為をした疑いで、警察はペルー国籍の男を新たに逮捕しました。
男は白タク行為を指示していたとみられます。

道路運送法違反の疑いで新たに逮捕されたのは、ペルー国籍で静岡県小山町に住む57歳の男です。

警察によりますと男は7月15日、許可がないにも関わらず観光客から運賃を得る契約を結んで車を運行する、いわゆる白タク行為をした疑いが持たれています。

捜査員:
「14時ちょうど。じゃあ手出して。道路運送法違反で現行犯逮捕します」

7月15日にUTYのカメラが忍野八海の駐車場で60歳のペルー国籍の男の現行犯逮捕の瞬間を捉えていました。

警察はこの男を調べたところ別の男の関与が浮上し、23日朝に自宅を家宅捜索して容疑が固まり逮捕しました。

23日に逮捕された男は指示役とみられていて、SNSなどで観光客とやりとりを行い車を用意しました。

捜査関係者によりますと、60歳の男が静岡県の清水港で観光客2人を乗せ、神奈川県の箱根を経由して忍野八海まで送り、運賃7万円をとったとみられるということです。

警察は外国人による観光地への白タク行為が頻繁に行われている可能性もあるとみて、警戒を強化しています。