ノーベル賞を受賞した韮崎市の大村智博士の記念公園に茶室が完成し、記念の茶会が開かれました。

完成したのは韮崎市出身の実業家、小林一三と親交のあった実業家、畠山一清邸から移築した「即翁新座敷茶室」など2棟です。

9月7日は完成を記念し茶道裏千家の次期家元となる若宗匠、千宗史さんらを招いた茶会が開かれ、大村智博士と妻の文子さんの思い出の茶器を使いお茶がたてられました。

また、15代家元で先月亡くなった千玄室さんがこの茶室のために揮ごうし、人に贈ったものとしては最後とみられる掛け軸も披露されました。

茶室は、お茶を学ぶ人などであれば予約して利用できるということです。