一方、甲府市の県立文学館で5日始まったのは旧5000円札の展示。





最終製造番号「900000」の直前「899997」と、20年前の発行開始時に日本銀行から贈られた「6」の番号の旧5000円札が並んでいます。



長年5000円札の顔として親しまれた樋口一葉は、両親が今の甲州市出身で、作品にも山梨が度々登場することから県立文学館は樋口の常設展を設け、数多くの文学資料を紹介しています。

こうした取り組みもあり今回、日本銀行から最終製造の旧5000円札が贈られました。



県立文学館 高室有子学芸幹:
「やや寂しい気持ちもありますが、一葉の作品は読まれていくと思います。特に山梨県民の方には、これからも樋口一葉について親しんでいただきたいと思います」



2つの施設はしばらく展示を続けるということです。