建物が密集する繁華街での火災に備えようと、山口県岩国市の中心商店街で28日、防火防災訓練がありました。
この訓練は、去年8月に福岡県北九州市の旦過地区で発生した火災を受け、各地区の消防組合が指定する「重点防火指導地域」で住民が自主的に行う取り組みです。岩国駅前の麻里布町は飲食店などが密集し、一部が重点防火指導地域に指定されています。
中通り商店街で行われた訓練には、飲食店関係者など約50人が参加し、消防職員の指導で消火器の使い方や非常食の試食が行われました。
煙体験では、煙の危険性や避難方法などの説明を受け、実際に煙を充満させた空き店舗に入りました。壁づたいに逃げることや、姿勢の高さで視界や息苦しさが違うことを体験しました。
中通商店街振興組合 藤田信雄副理事長
「訓練を受けてるのと受けてないのとでは実際に起きた時の慌て方が違いますから、1度疑似体験をしておくことはとても大切なことだと思います。旦過の火事はビックリしました。古い商店街ですから思い入れもありますしね。火事が起きないように、われわれも毎日気をつけていきたいと思います」
この地域で火災が起きたとき、誰もが使える消火器が10店舗に設置され、店の入り口にステッカーが貼られました。













