山口市湯田温泉のホテルニュータナカが、建て替え工事のため2024年2月末で閉館すると発表しました。
ホテルニュータナカは1981年、温泉や結婚式場を備えた大型シティホテルとして開業しました。開業から42年がたって建物の老朽化が進み、補修工事だけでは対応できない箇所が発生したことや、耐震強化の観点などから来年2月末で閉館し、建て替えることを決めたということです。ホテルを経営する山口市のタナカホテルグループは、湯田温泉の旅館「古稀庵」や下関市のホテル「風の海」、秋吉台サファリランドの運営も行っています。
新たな宿泊施設の着工時期などは未定で、従業員約80人はグループ会社への転属などを予定しています。
ホテルニュータナカは「長年にわたる皆様からのご厚情に、心から感謝申し上げます」とコメントしています。