人命救助に貢献した中学生や高校生らが、山口県の教育長から表彰されました。
山口県教育委員会では、いい行いをした学校関係者をほかの児童・生徒などの模範にしてもらおうと年2回表彰しています。

山口県内の中学校や高校の生徒ら9人に繁吉健志教育長から表彰状が手渡されました。

山陽小野田市の竜王中学校の生徒7人は、今年3月中旬、下校中にけがをしていた小学2年生の男の子を発見し応急手当をした後自宅まで送り届けました。
山陽小野田市立竜王中学校沖中勇馬さん(2年)
「大丈夫かなみたいな、助けてあげようと思って助けました
(今後も)自分たちで動いて助けられるようにしたいと思います」

徳山高校の中津井日菜子さん親子は、今年3月、道路でふらついていた高齢女性を保護し警察に通報しました。

山口県の繁吉教育長は「人を思いやる優しい心を持った勇気ある人になってほしい」と述べ、生徒らに感謝を伝えました。