新型コロナが5類に移行して初めての夏…海外旅行の需要が高まりつつあるようです。
山口市役所内にあるパスポート窓口では、2022年末ごろから徐々に申請が増え始めたといいます。
山口市 市民課 山本裕英さん
「(コロナ禍では)全く申請に来られない日もあったと聞いております。(今は1日)20人ぐらいが申請されるのかなと思います」
コロナ禍の間に有効期限が切れてしまった人も多く、今日は大雨で少なかったものの、感染拡大前より申請は増えている印象だといいます。
初めて申請、韓国へ
「夏休みに旅行に行きたいなぁと思ってちょっと早めに来とこうかなぁと思って来ました。コロナ落ちついて海外とか行きやすくなったからかなぁと思います」
山口市 市民課 山本裕英さん
「初めて(海外旅行の)需要がこんなにもあるんだなと実感できました。かなりこれからも増えるのではないかなと思っております」
山口市では、夏休み直前はさらなる混雑が予想されるため早めに申請するよう呼びかけています。
県教委によりますと、2023年、県立学校では修学旅行や語学研修で、4校が海外に行く予定です。
去年、2022年は0だったので、ここにも変化が出てきています。
パスポートの申請に何が必要かまとめました。
新規だと、戸籍謄本や写真、本人確認書類などが必要で、手数料として収入印紙などが必要です。
手続きは15分ほどで終わり、申請の日から土・日・祝日を除いた7日目以降に交付されます。
申請というと窓口に行かなきゃというイメージの人も多いと思いますが、実はちょっとだけ便利になっりました。
2023年3月に「旅券法の一部を改正する法律」が施行されて、有効期間が1年未満・記載事項に変更がない切替申請などの場合は、マイナンバーカード、マイナポータルアプリを利用して、オンライン申請ができるようになりました。
山口市でもすでに数件ほどオンライン申請があったということです。