山口大学(山口県山口市)で21日、卒業式があり、大学院生を含めおよそ2300人が新たな一歩を踏み出しました。

卒業を迎えたのは、山口大学の学部生1841人と大学院生474人のあわせて2315人です。
おととしまでは新型コロナ対策で式を分けて行う2部制などの措置が取られていましたが、去年から通常通りに戻りました。
谷澤幸生学長が「前例に捉われず自分自身の道を切り開いてください。見えない先にこそ大きな可能性が広がっています」と激励の言葉を贈りました。
卒業生代表あいさつ 経済学部経営学科卒業 栗栖世津子さん
「山口大学で学んだことを誇りに思うとともに、お世話になった方々への感謝を胸に、広く社会に貢献していく所存です」
式の後は、友人や後輩たちと別れを惜しんでいました。
卒業生(山口市出身)
「1年生の時はちょっとコロナがあったので、あんまりみんなと関わる機会が少なかったんですけど、2年生からそれもなくなって。仲いい人たちとかが増えて、そこから一気に楽しくなって、それがすごい印象に残ってます」
卒業生(愛媛県出身)
「人とお話ししたいっていうか、お客様を笑顔にしたいなっていうところから営業職に就いたので、これから頑張っていこうかなと思います」
卒業生の4人に1人に当たる25.4%が、県内で就職するということです。