山口市出身の、柔道・大野将平選手がいったん大会への出場などから離れて、JOCの海外研修制度で2年間、イギリスに行くことになりました。パリオリンピックは目指しませんが「引退という小さな枠組みでとらえてほしくない」とし「セカンドキャリア」を歩み始めることを発表しました。

7日、東京で開かれた記者会見。会場には10台以上のテレビカメラが並びます。大野選手はスーツ姿で報道陣の前に姿を現し、深く一礼しました。語ったのは・・・

大野将平選手
「来年度、JOCの海外研修制度を使用しまして、2年間、イギリスに行くことが決定しましたのでご報告させていただきます」

2年間、イギリスで指導などにあたることを発表しました。いったん、競技を離れます。今後、柔道にどう向きあうかについては・・・。

大野選手
「引退とか、第一線を退くというのは実にどうでもいいというか、あまり気にはしていなくて、変わらずに現在も柔の道を追求しているわけですし、気にしないというのが本音」