2022年12月28日、安倍昭恵さんが山口県下関市にある「あべ晋三事務所」の看板を取り外した。

後援会の関係者は「本当に胸が張り裂けんばかり」と無念の思いを語った。
憲政史上最長の8年8か月、政権を担った安倍元総理。
高い支持率を維持した一方で賛否が分かれる政策を進め、批判の声も大きかった。
テレビ山口では、2014年、安倍総理(当時)に単独インタビューをした。2度目の政権に就いて2年目の安倍氏が語ったこととは。
安倍政権を振り返る専門家の声とともにお伝えする。(安倍さんのインタビュー内容は2014年当時の状況。聞き手・木村智美tysアナウンサー)

2014年7月のこの日、およそ半年ぶりのお国入りとなり、行くさきざきで大勢の人に迎えられた安倍晋三内閣総理大臣。山口4区選出の衆院議員で1993年に初当選しました。
2006年に1度目、そして2012年から2度目の総理を務めています。
木村アナ
「地元に入られると大歓迎だと思うんですが、歓迎受けられていかがでしょうか?」
安倍総理(当時)
「本当に気持ちもリラックスしますが、勇気づけられますね」

木村アナ
「総理大臣を務めるポリシーというのを聞かせていただけますでしょうか?」
安倍総理(当時)
「まず大切なことはですね、心身ともに気持ちも体も健康でいなければならないということですね」
1度目は体調不良で辞任を余儀なくされました。
総理として重要な決断をするために心身の健康を第一としています。