子育てと仕事の両立…多くの母親が向き合う課題です。
そういった中、パティシエという夢をかなえ、子育てにも全力で取り組む1人の女性がいます。
「あしたを好きになってほしい」と頑張る母親を応援しようと笑顔で作り続ける菓子が、多くの人のあしたを照らします。
山口市の住宅街にある洋菓子店「明日を好きになれるお菓子ひなこ」。

扉を開けると甘くて優しい香りが広がります。

店を1人で切り盛りするパティシエの相場雛子さんは、毎日午前3時半に起きて菓子を作っています。
店に出すケーキと焼き菓子は約20種類。
ショーケースには、季節のフルーツをのせたタルトや定番のショートケーキが並びます。

客からのリクエストで始めたシフォンケーキは、店の人気メニューとなりました。
午前10時の開店に間に合うよう出来上がった菓子を丁寧に並べていきます。
雛子さんは製菓の専門学校を卒業し、会社勤めなどを経て、実家の飲食店で菓子の製造・販売をしていました。
雛子さん
「ありがとうございます。お気を付けて」
夢だった自分の店を始めてもうすぐ1年。
毎週通う常連もいます。
客
「息子の誕生日ケーキです。おいしかったのと、忘れられない味っていうか、それで予約させてもらいました」
客
「多いときは週に2回とか3回とか来てます。食べた瞬間から幸せだな、頑張ってよかったなって思えるので、きょうも仕事の帰りに寄ったんですけど、仕事頑張ってよかったって思えるお菓子かなと思います」
雛子さんの菓子作りのテーマは「頑張っているお母さんを応援すること」。
記念日やいいことがあったときはもちろん、疲れたときや悲しいとき、甘い物に頼りたいとき…菓子を通じてそっと寄り添う、そんな存在になりたいと話します。













