本物のタコをかたどるアクセサリー作家の新しい取り組みです。

アクセサリーだったタコが今度はスイーツに姿を変えました。

山口県山陽小野田市のJR小野田駅近くの洋菓子店「グランシャリオ小野田本店」。

焼き菓子やケーキなどおよそ60種類を販売しています。

ショーケースの中でひときわ存在感を放つケーキがありました。本物そっくりの”タコの足”が乗った、「タコケーキ」です。

1月23日から販売が始まりました。

このタコの足はチョコレート、型に流し入れて作ります。

シリコンの型は本物のタコを使って作られたもの。

完成したチョコレートは細部まで再現されていて、本物と見まがうほど。

型を作ったのは、市内で活動するアクセサリー作家・石村彩香さんです。

アクセサリー作家 石村彩香さん
「この先っぽが好きです。くるくるってなっているところ。普通に売っている市販の型では再現できないタコタコしさだなって思いました」

タコを愛してやまない石村さん。

タコの造形に魅了され、6年ほど前から「タコナクション」として本物のタコをかたどったアクセサリーを作っています。

以前から型を使ってタコのお菓子を作りたいと考えていたところ、去年9月にグランシャリオ社長の南山恭佑さんと知り合い、コラボが決まりました。

グランシャリオ 南山恭佑 代表取締役社長
「めっちゃ楽しそう、と思いました。変わったケーキを作るのが好きなので、絶対やりたいと思い」

ホワイトチョコレートに赤いチョコレートをまとわせ、リアルさを追求しました。

中身はなめらかなチョコレートムースとバニラブリュレ。見た目のインパクトだけではなく、味にもこだわります。

今は赤色の1種類ですが、型ができ次第、種類が増える予定です。

色によって、味もそれぞれ違うそうです。

グランシャリオ 南山恭佑 代表取締役社長
「いろいろな色、種類を作って、他店舗にも展開して、できれば全国に行けばいいなと思っています」

アクセサリー作家 石村彩香さん
「タコって、多い幸せと書いて『多幸』という縁起物でもあるので、ちょっと特別なときにも食べてもらいたいし、日常的にも楽しんで食べてもらいたいなと思います」

今後はチョコレート部分だけの販売も計画していて、タコの魅力がますます広がりを見せそうです。