警察官や検察官を名乗る人物からのうその電話で、山口県岩国市の無職の男性(70代)が現金2210万円をだまし取られました。

警察によると去年11月、男性の携帯電話に「+」から始まる国際電話番号から着信がありました。

電話では警察官を名乗る人物から「あなたが口座を売買していることで逮捕状が出ている」と言われ、その後、検察官を名乗る人物から「あなたの口座の残高を金融庁の口座に移し、不正なお金がないかを調査する」「金融庁職員がお金を受け取りにいく」などと言われたということです。

話を信じた男性は指定された銀行口座に8回に分けて現金計1160万円を振り込んだほか、岩国市の路上で金融庁職員を名乗る人物に現金1050万円を手渡しし、合わせて現金2210万円をだまし取られました。

連絡がつかなくなったことを不審に思った男性が、警察に相談して被害が発覚しました。

金を受け取りに来たのは30代から40代の男だったということです。

警察は詐欺事件として捜査するとともに「警察などの捜査機関が現金を用意させることはない」「少しでも不安や不審に思ったら家族や警察に相談してほしい」と注意を呼びかけています。