ガス停止で市民生活にも影響
宇部市内では現在も都市ガスの供給は約1万2500件で停止しています。ガスの供給が止まったことでさまざまな影響が出ています。
小学校の校内放送
「きょうは宇部市でガス漏れが起こり、教室のエアコンも使用できませんが給食室もガスが使えないので調理ができなくなりました」
影響は学校の給食にも出ました。
市内5つの小学校で給食が調理できなくなり、非常用のカレーに変更しました。
児童
「意外とおいしい」
宇部市立見初小学校 吉田睦美校長
「早く復旧をして、子どもたちもが温かい環境の中で温かい給食が食べられるような環境に早くなるように願ってます」
市内では公立小中学校12校で都市ガスを使用していて、教育委員会は空調などは使わず、ガスの元栓を閉めて換気を行うよう指示しました。
ブロンズ美容室オーナー 三好里美さん
「ガスでのトラブルは初めてなので、朝から右往左往して、バタバタしてました」
影響は美容室でも。お湯が使えず、薬剤が流せなくなりました。
三好里美さん
「幸い近くの美容師さんが快くシャンプー台を貸してくれたので、移動してもらって、流しをするときはそちらを利用させてもらってて」
お客さんは、プロパンのガスを使っている別の美容室へ歩いて移動。なんとか流すことができました。
また市内の子育て支援センターでは館内全体で暖房器具が使えず、ホットカーペットを敷くなど対応に追われました。
職員
「寒いですね。足元がやっぱり冷えますね」
利用者
「SNSに厚着をしてきてくださいと書いてあったので」
利用者からは心配の声が聞かれました。
別の利用者
「朝、ガスを付けたときにバッと大きく広がってしまって、近くにジップロックを置いていたので火がついて、ドキッとしました。お風呂と晩ご飯どうしようかなと思っています」
急きょ営業を取りやめた、市内の入浴施設「カッタの湯」。訪れた利用者は営業停止の張り紙を見て残念そうな表情を浮かべていました。
客
「ちょっと食事して、それから風呂入ろうと思って。残念です」
今後、寒い日が続く見込みで宇部市では生活や健康に不安がある人は、市役所まで相談してほしいとしています。













