山口県警山口署は11日、窃盗未遂などの疑いで逮捕した住居不定無職の男(53)について、現金や財布、かばんなどを盗んだ65件の窃盗事件(総額355万円相当)を検察に送り、捜査を終えたと発表しました。
警察によりますと、男は今年2月、山口市内の美容院の入り口を壊して侵入し、室内を物色したとして、窃盗未遂と建造物侵入の疑いで逮捕。その後の調べで、去年10月10日から今年2月4日までの間、山口県や広島県、愛知県など合わせて7県で飲食店や会社事務所に侵入し、現金などを盗む窃盗・建造物侵入事件を繰り返していたことを自供したということです。犯行は合わせて65件、被害総額は約355万円相当(現金約232万円、財布・かばんなど時価合計約123万円)に上ります。
男は一連の事件について、容疑を認めているということです。
警察は山口地検に書類を送り、捜査を終えました。













