調理を学ぶ専門学校生が11月に期間限定で食堂を開きます。オープン前の21日、ほかの学生たちへ料理をふるまいました。

食堂を開くのは、YIC調理製菓専門学校調理師科の1年生15人です。

1年間で身につけた実力を発揮し将来に役立ててもらおうと、11月から校内で「YIC食堂」をオープンします。魚のさばき方やさまざまな包丁の使い方などこれまでに和・洋・中の基本を学んできました。

ランチセットの目玉は、「くじら汁」。萩市の割烹料理点から提供されたくじらと、徳地みそを使いました。ほかに「鮭の南蛮漬け」、徳佐の「りんごゼリー」など5品です。料理の盛り付けから接客まで本番と同じように行います。

記者
「まずくじら汁からいただきます。かむたびに、くじらのうまみが口に広がって、みその香りともすごくよく合いますね」

くりやさつまいもなど旬の食材を使った「秋の田舎煮」は、秋を感じる逸品です。

記者
「ごちそうさまでした。どれもすっごくおいしかったです。特に最後に食べたりんごゼリーが、ゼリーの中にりんごの食感もちゃんと残ってて甘くておいしかったです」

YICで調理を学ぶ学生が客となり試食しました。


「南蛮漬けとか作らないので、家で。すごく味がちょうどよくておいしいです。くじら汁とか、自分でも作ってみたいです」

YIC調理製菓専門学校 調理師科 1年 米谷香織さん
「まだ学生でうまくいかないこともあると思うんですけど、まずはお客様の気持ちを第一に考えて、喜んでもらえるような料理を提供できるように頑張りたいです」

「YIC食堂」は11月7日から4日間限定で、完全予約制となっています。
電話:083-974-1415。1日56人限定ランチセット(税込1000円)。