本格的な雪のシーズンを前に、冬用タイヤの装着が6日、呼びかけられました。
積雪地帯・山口市阿東で、国交省の職員らおよそ20人が冬用タイヤ装着を呼びかけるチラシをドライバーに配りました。

呼びかけ
「路面が悪いところもこれから出てきますので早め、冬用タイヤの着用お願いします」

積雪や凍結している道路では滑り止め効果のあるタイヤやチェーンなどの装着が義務づけられています。山口河川国道事務所によりますと、車の立往生など積雪や凍結による交通障害は毎年発生しています。走行できなくなった車のおよそ8割が、冬用タイヤやチェーンを装着していなかったということです。

山口河川国道事務所 山口国道維持出張所 井上智出張所長
「ノーマルタイヤで雪道を走りますとスリップを起こしたりとか、交通障害、立往生を発生したりしますので。12月に入ってから、気温も下がっておりますので、凍結をしたりとか、積雪の可能性もありますので、冬用タイヤへの交換を早めにお願いできればと思います」

この日呼びかけた74台のうち、およそ6割にあたる47台が、すでに冬用タイヤを装着していました。山口河川国道事務所は冬用タイヤの装着に加え、出かける時は道路情報や気象情報も確認してほしいとしています。