山口県山口市の山口中村学園高校は来年度以降、普通科・学際コースに入学する生徒を対象に、公務員試験に特化した選択授業を始めます。福岡市の麻生教育サービスと提携し実践的な対策に取り組むとしています。
7日、山口中村学園高校の鶴永幸彦校長と、教育事業を行う麻生教育サービスの川越浩社長が協定書に調印しました。
もともと山口中村学園は県内唯一の女子校でしたが、今年度から一部の学科で、来年度からは普通科、商業科を加えた全学科で共学になります。
このうち普通科の学際コースでは、選択制で進学や公務員試験に特化した授業を始める予定です。公務員試験の選択授業では、麻生公務員専門学校のテキストを使い、講師を定期的に招くとしています。
山口中村学園高校・鶴永幸彦校長
「山口市は公務員のまちですので、公務員になろうとする生徒の需要は一定数あろうと思います。その夢と志の実現になんとか全力で応えたいと」
選択授業は、来年度に入学する生徒が2年生になってから始まる予定です。