夏の甲子園で優勝校などを予想させる野球賭博を開いたとして11日、賭博開帳図利の疑いで山口県光市の自称・建築業の男(51)が逮捕されました。この事件では今月3日にも、暴力団幹部の男と会社員の男が逮捕されています。
警察によると、男は今年7月下旬から8月上旬までの間、すでに逮捕されている男2人と共謀して、夏の甲子園の優勝校と準優勝校を客に予想させる賭博の場を開き、利益を得ようとした疑いが持たれています。大会出場校49校を複数のグループに分け、どのグループが優勝・準優勝するかを予想させる連勝単式方式で、1口千円で賭博の申し込みを受けていました。3人は知人関係とみられています。
警察は共犯事件のため、捜査に差し支えるとして、認否を明らかにしていません。
この賭博の参加者が複数いるとみて、余罪を捜査するとともに、3人が得た利益や、金の流れについても捜査を進めています。