山口県の観光審議会が5日開かれ、来年の大型観光キャンペーンを契機とした観光振興について、有識者らが意見を交わしました。

JRと行政が一体となって展開する大型観光キャンペーン「山口デスティネーションキャンペーン」は、来年の10月から12月を中心に開催され、ことし10月にはプレキャンペーンが始まります。

期間限定の観光ツアーなど、200を超えるイベントが実施されます。

委員からは、キャンペーンの効果を一過性のものにせず、地域を巻き込んで継続的な観光振興を図ることが必要との意見が出ました。

県は、デスティネーションキャンペーンに向けた観光プロモーションを強化するため、新たに10代を中心に利用者が多いTikTokを活用することにしています。

県の観光PR動画で流れるオリジナル曲に合わせて、ダンスをする動画の投稿を募集するということです。県は、委員からの意見を今後の観光振興の取り組みに役立てることにしています。