山口県宇部市の国道沿いにユニークなかかしが並び、通る人の目を楽しませています。

かかしコンテストのために作られたもので4日、審査会が開かれました。

昔ながらのものから映画のキャラクターをイメージしたものまで…宇部市東岐波の国道190号沿いに15体のかかしがずらりと並んでいます。

かかしコンテストのために地元の子どもたちや団体が作りました。

なじみがなくなってきたかかし作りを続けようと、「ふるさと運動実行委員会」がコンテストを始め、2025年で5回目です。

ふるさと運動実行委員会 岡田惇さん
「田んぼの見守り隊でしょうから、本来は。子どもがそんなのを知らないからこういう展示をしています」

審査会では5人の審査員が「表現力」や「芸術性」など、4つの項目を評価しました。

東岐波地区コミュニティ推進協議会 赤川和恵副会長
「スキルが上がっています。毎年レベルアップしているなと思いました」

審査の結果「子どもの部」の最優秀賞は「小谷ファミリー」の「スパイダーマン」、「一般の部」1位は小泉進次郎農水大臣をイメージした、丸尾自治会の「お米担当大臣」に決まりました。また、海で拾ったごみで作った「環境衛生部」の「海をきれいに!!」はアイデア賞に選ばれました。

このほかに紙やWebでの投票で決まる「市民賞」もあり、9月7日に表彰式が行われます。展示は4日までですが、今後は東岐波小学校の田んぼを守ることになっています。