7月選挙の応援演説中に銃撃され死亡した安倍晋三元総理の事務所を年内で閉じると、22日発表されました。
安倍事務所はあいさつ文の中で「国葬儀、県民葬儀を終えた今、これを区切りに本年末をもちまして閉じることといたしました」としています。
来月末に閉所されるのは、山口県下関市と長門市の2か所です。
事務所は、安倍元総理の父・晋太郎氏が設置したものです。選挙の時には選挙事務所として使われました。また安倍元総理が亡くなった後は、献花台や記帳所が設置され、多くの人が安倍さんを悼みました。
後援会の今後について、安倍事務所では「わからない」としています。
安倍元総理は衆議院山口4区選出で1993年に初当選。2006年、戦後最年少の52歳で山口県で8人目の総理に就任し、第2次政権を合わせ通算8年8か月と、憲政史上最長の在職期間となりました。
安倍元総理は7月、奈良県内で応援演説中に銃撃され死亡。国葬は9月27日、県民葬は10月15日に執り行われました。