2013年に山口県周南市金峰(みたけ)で男女5人が殺害され、近くに住む男の死刑判決が確定した事件です。最高裁は、弁護団が求めた男の再審請求を認めませんでした。
保見光成死刑囚は2013年7月、周南市金峰で高齢の男女5人を殺害し、住宅に放火した、殺人と放火の罪で死刑判決が確定していました。
弁護団は新たな証拠を提出し再審を求めていましたが、山口地裁、広島高裁は抗告を棄却。弁護団は決定を不服とし、再審を求めて最高裁に特別抗告していました。
最高裁判所第2小法廷の岡村和美裁判長は1月29日付けで、退ける決定をし、再審を認めませんでした。