試食した人からは好評でしたが…。
Q吉田のサトイモ知っていた?
「いや知らなかった。これ見て初めて分かったし、いま良いレシピももらったからまた試してみますよ」
今は、知名度は決して高いわけではありませんが、粘り気があり、柔らかなうまみのサトイモを多くの人に知ってもらおうとPRします。
吉田さといも部会 吉井部会長
「煮っころがしなどは定番中の定番ですがおでん、きょう召し上がっていただいたサトイモナゲット。いろいろ工夫していただいておいしいサトイモ食べていただきたい」

おせち需要が高まる正月前、岡崎芳樹さんが、収穫作業をしていました。
サトイモは畑でつくるのが一般的ですが、吉田のサトイモは水分を含んだ水田の黒土で作ります。
生産者は、これが、味とふっくらとした大きさの秘けつだと話します。

岡崎芳樹さん
「柔らかくて、ホクホクして、煮込んでも型崩れしない。味が染み込む」
岡崎さんの農地にはシカの足跡やイノシシが掘り起こしたサトイモがありました。

今シーズン、全体の生産量は猛暑に加えて虫やイノシシ、シカの被害で作付面積から見込んでいた量より3割ほど減ってしまったそうです。
吉田のサトイモを地域の特産品に押し上げようという動きは20年ほど前、当時、地区内でサトイモを生産していた農家が集まって種イモを選んだところから始まります。
味や見た目、収穫量が見込めるかどうかで選抜しました。

吉井部会長
「皮をむいたりすると手がかぶれたりすることが多いんだけれども吉田のサトイモは非常に灰汁が少ない。だからほとんど手がかゆくなったり荒れたりということはない」

収穫したサトイモは水を使わず、エアーコンプレッサーで一つひとつ丁寧に泥や根っこを落とします。
1ケース分を処理するのに1時間半から2時間かかる、根気がいる作業です。
こうした手の込んだ作業で余分な水分を吸うのを防ぎ、長持ちして見た目がよいサトイモができあがります。
さといも部会長の吉井さんは、掘り起こしから、出荷まで基本1人で作業します。

吉田のサトイモの生産者も高齢化が進んでいます。
一番多い時で、15戸以上あった農家は6戸にまで減りました。













