秋の味覚の王様、今年の収穫量はどうだったのでしょうか。

萩市の中学生が学校の林でマツタケを収穫しました。

マツタケ狩りをしたのは、萩市のむつみ中学校の生徒8人です。

林の中で、アカマツの近くの落ち葉をかき分けるなどして、一生懸命探します。
希少な秋の味覚。
見つけたとき喜びはやはり大きいようで。

生徒
「文化祭があって疲れてたんですけどその疲れるが吹き飛ぶようなそんな気持ちになりました」

このマツタケ狩り。
総合学習の一環、「森林の教室」として毎年行っていて年に3回下草を刈るなど人と自然の関わりも学んでいます。

生徒
「この山私たち生徒のほか地域の方々が整備してくださっているので地域の皆さんで取ったっていう思いがあるのでうれしいです」

マツタケには、地面の適度な湿り気が大事。

夏の猛暑で山が乾くのが心配されましたが秋になって雨が続き、寒暖の差が大きくなるなどしたため今年は豊作だということです。

生徒会長
「むつみ中学校での3年間の最後の森林の教室でこんなにたくさん取れたのはうれしかったしむつみの自然に感謝したいなと思いました」

去年は35本、1.1キロだった収穫量は・・・。

今年の収穫量は、なんと78本。

重さにして6キロを超えました。ここ20年ほどで一番の大豊作でした。

生徒たちはこの笑顔。

収穫の喜びをたっぷりと味わっていました。