「男はつらいよ」の大ファンで、寅さんの格好をして全国のロケ地を巡っているポーランド人。
9日、山口県萩市のロケ地にやってきました。
訪れたのは、ポーランド在住の映画・ゲーム評論家、ミハウ・クリマセフスキさんです。
映画「男はつらいよ幸せの青い鳥」のロケ地となった平安橋で寅さんと同じポーズ。
もちろん写真も撮ります。
平安橋は、江戸時代の石造りの橋で市指定の文化財です。
ミハウさん、来日は5回目。
全国50か所の「男はつらいよ」のロケ地を巡って写真に収め、山田洋次監督に届けることを目指しています。
ジャケットとスーツケースはポーランドで調達し、シャツは葛飾柴又で買ったそうです。
ミハウ・クリマセフスキさん
「寅さんの映画が好きで、映画に登場する場所を見たい。とても美しい。日本を旅して、スクリーンではなくライブで見ることができる」
萩市のキャラクター「萩にゃん」とも記念撮影などをしていました。
「男はつらいよ」は、日本中の美しい場所を見せてくれると「寅さん愛」を語る一方で、「この十数年で廃墟のようになっているところもあり寂しかった」とも語りました。
ミハウさんの目には「萩はほとんど変わりがない」と映ったようです。
ロケ地巡りは萩市が最後だそうで、今月22日まで日本に滞在し観光するということです。