山口県光市の小学生が、地元に自生する野菊の一種ニジガハマギクを守ろうと、校内に苗を植えました。
苗を植えたのは、光市の浅江小学校4年生、およそ110人です。
ニジガハマギクは、市内の虹ケ浜一帯に自生する野菊の一種で今年、市の文化財に指定されました。
浅江小学校の児童にとっては校章のデザインなどに取り入れている親しみ深い花です。
苗の植え付けは減少傾向にあるニジガハマギクを保護しようと児童と地域の人たちが協力して2005年から続けられています。
植えられた苗は児童が6月から育てたもので、10月下旬から花が咲き始めるそうです。
児童
「大きくなって育って欲しい」
「元気よくきれいな花になってもらいたいです」
「光市の宝ということをよく学べてとてもうれしかったです」
学校では、こうした活動を通して児童に地域を大切にする気持ちを育んでもらいたいとしています。