駆け抜けたのはトラックではなく、「廊下」。山口県下関市の小学校で29日、学校の自慢・100メートルの廊下を陸上のトップアスリートと児童が「全力で」走りました。

下関市の本村小学校で行われた体力づくりのためのイベント。その名も「全力ダッシュ集会」です。登場したのは世界陸上、女子100メートル日本代表・君嶋愛梨沙選手。岩国市出身のトップスプリンターです。

君嶋愛梨沙選手
「1点を集中して見つめて、あとは腕振りを速く」

君嶋選手から正しいフォームを教わったあと移動したのは・・・校舎の3階。学校自慢の、全長106メートル、ながーい廊下です。1人ずつ全力で走りました。

「廊下を走ってはいけません」。きょうだけは、その約束はなしです。特別な体験は児童たちには好評でした。

4年生の児童
「廊下走るなって怒られるけど、きょう怒られないからいつもより楽しいです」

君嶋選手も一緒にダッシュします。

6年生の児童
「君嶋選手はやっぱりすごいなというのは感じました。僕もあんなふうなかっこいい選手になれたらなと思いました」

君嶋選手にとっても、楽しい時間となったようです。

君嶋選手
「廊下を走れてすごく楽しかったですし、パリオリンピックに向けてすごく頑張ろうという気持ちになりました」

今回が初めての開催でしたが、本村小では、この「全力ダッシュ」を年1回は開きたい、としています。