山形市市民税課で保管していたUSBメモリが紛失し、53人分の個人情報漏えいの恐れがあることがわかりました。

山形市によりますと、紛失したのは市民税課で管理している2019年から去年までの所得税確定申告の個人情報が入ったUSBメモリ1個で、今月8日に紛失しているのを職員が気付いたという事です。

USBメモリの中には市内、市外合わせて53人分の名前や住所、電話番号、マイナンバーカードの個人番号などが記されているという事です。
パソコンの使用履歴で、最後にUSBメモリを接続したのは今年6月19日となっていました。

担当職員への聞き取りでは「USBメモリを外に持ち出して作業することはない」と話しているということです。
今のところ、紛失による個人情報漏えいなどの被害の報告はないということです。市では対象となった53人に対しすでにお詫びの文書を出したということです。山形市は「管理を徹底し、再発防止に務めたい」としています。