続いては、やまがたステップのコーナーです。
今回は、音楽の力で地域の防火活動に貢献する、新人消防団員に密着しました。

幅広い音色を響かせ合う演奏者たち、実は消防団の一員なんです。
消防団は、本業の傍ら地域で火災が起きた時には現場に駆け付け、消火活動の支援などを行います。
実は、中には、この活動を行わない団員もいます。
それが、「音楽隊」です。
山形市消防団音楽隊・水上優梨さん「音楽を演奏する場を通して、日頃の日常の火に関する取り扱いの注意も(啓発する)」
今年4月に入団した、サックス担当の水上優梨さん、22歳の会社員です。
水上さんが所属する山形市消防団音楽隊は出初式などで演奏を披露し、防火の啓発や消防団をPRする役目を担っています。

山形市消防団音楽隊・水上優梨さん「吹奏楽を経験していれば(音楽隊に)なれると聞いたので、チャレンジしてみたいなと思って始めました」
水上さんは10年以上サックスを続けていて、高校では東北大会で金賞に輝いた、実力者。
山形市消防団音楽隊・水上優梨さん「吹奏楽で吹いている時の感動とか忘れられなくて。どこかあったらまた続けたいと思っていたところに、市報で消防団の音楽隊を募集してるのを見つけた」
平日の午後7時。
仕事を終えたメンバーが集まってきました。