続いては「やまがたStep!」です。

今回は、さくらんぼに魅せられ東京から山形県寒河江市にやってきた男性を紹介します。
さくらんぼ農家を目指し奮闘する男性の、初めての収穫作業に密着しました。

地域おこし協力隊2年目 さくらんぼ農家目指す男性「初めて実がなってくれた」

東京都出身の森川宏輝さん(30)です。

寒河江市の地域おこし協力隊になって2年目。

そんな森川さんのステップは、さくらんぼ農家になること。

森川さんの案内で園地に入ってみると

森川宏輝さん「だいぶ色もついてきて」
鈴木竜弘アナウンサー「本当だ。赤い赤い。これは佐藤錦?」
森川さん「佐藤錦です。初めて(実が)なってくれたので、うれしい気持ち」

森川さんは市内の農家から園地を借り、さくらんぼのせん定や授粉作業などイチから指導を受けてきました。

そして、収穫作業や箱詰めの勉強会にも参加し、今年、ようやく実がなるまで育て上げました。

森川さん「『おいしい』って言ってもらえるようなものを作れるように頑張っていきたい。本当に歩き始めたところ」

この日は、地域おこし協力隊の仲間2人が収穫作業をお手伝い。

朝5時前からの作業。

これにはある理由が・・・。

森川さん「去年もだったが30℃の高温がきて、さくらんぼが全部うるんでダメになった。(朝の)早いうちに、温度が上がる前にもぎ上げたい」

今では当たり前になった早起きも、以前は真逆の生活だったそうです。

森川さん「(以前だったら)想像できないです。この時間に起きて作業をしているのが。布団から出る時は何度自分と戦ったかわからない」