母の日のギフトにぴったりです。

障がいのある人たちが日頃の感謝の気持ちを込めて作ったお菓子が、26日、お披露目されました。

意外な組み合わせになっているようです。

報告・秋葉玲菜「こちらが母の日に向けて作られたクッキーです。なかには食べられるお花が使われていて見た目もとっても華やかです」

クッキーを彩るのは、春の花ビオラ。

水耕栽培されたもので、生でも食べられる「エディブルフラワー」と呼ばれるものです。

考案したのは、障がいのある人の支援活動を行う鈴木遥子さんで、山形市の2つの障がい者支援施設がコラボし誕生しました。

エディブルフラワーとお菓子、それぞれの施設の得意分野が生かされています。

そしてコンセプトは、「母の日ってうれしい」。

クッキーを企画した鶴屋・鈴木遥子さん「誰にとってもお母さんは特別な存在で、障がいがある人がつくったものを届けられたらすごくうれしい」

試食した人「おいしい」

26日は、関係者を招き試食会が開かれました。

クッキーは、香ばしさを出すために全粒粉が使われていて、花の形が残るように丁寧に焼き上げられています。

皆さん、食べられる花のクッキーに興味津々です。

試食した人「お花の部分を食べるとさわやかな香りが広がっておいしかった。私も母親デビューを今年したのですがこれをもらったらすごくうれしいです」

試食した人「コンセプトがとってもすてきでいろんな角度から考えられているプレゼントでとてもすてきです」

母の日に、感謝の気持ちを華やかなクッキーで。

クッキーを企画した鶴屋・鈴木遥子さん「目で見て楽しんで香りも楽しんで年に一度の母の日なのでゆっくり味わってほしい」

障がいのある人たちが思いを込めて作ったクッキー。

限定100箱の販売で、鶴屋で予約を受け付けているということです。