統一地方選挙の前半戦、山形県議会議員選挙がきのう(9日)行われました。
女性県議が過去最多の6人誕生した一方、投票率は最も低かった前回をさらに下回り、50.96%でした。
選挙戦となった8つの選挙区の開票結果です。
定数9の山形市です。当選したのは、伊藤香織さん、梅津庸成さん、吉村和武さん、奥山誠治さん、遠藤和典さん、菊池文昭さん、高橋啓介さん、松井愛さん、石川渉さんです。
定数3の米沢市です。
木村忠三さん、相田光照さん、渋間佳寿美さんが当選です。
鶴岡市で当選したのは、佐藤正胤さん、石塚慶さん、今野美奈子さん、高橋淳さん、関徹さんの5人です。
菅原一浩さんは落選です。
定数5の酒田市・飽海郡です。
当選したのは、阿部ひとみさん、石黒覚さん、江口暢子さん、梶原宗明さん、森田廣さんです。
田中さんと今井さんは落選です。
定数2の新庄市では、石川正志さんと佐藤文一さんが当選です。寒河江市・西村山郡です。
当選したのは、阿部恭平さん、橋本彩子さん、楳津博士さんの3人です。
定数2の東根市では齋藤俊一郎さんと高橋弓嗣さんが当選です。
村山市では、能登淳一さんが菊池大二郎さんを破り、返り咲きを果たしました。
当選から一夜明け、能登さんは、けさ(10日)、街頭に立ち、全面的な支援を受けた志布隆夫村山市長とともに、有権者に感謝の気持ちを伝えていました。
2度目の一騎打ちを制し、県議会議員に返り咲いた能登さん。街ゆく人に手を振りながら今後の県政に向かう気持ちを新たにしているようでした。
村山市選挙区で当選 自民・元 能登淳一氏「コロナ禍で疲弊した経済の再生、そして少子化対策、さらには恒常化する異常気象に対する対策、さらにはこの北村山の医療の充実を訴えてきましたし、しっかり課題を共有して乗り越えていきたいと思っています」
今回の県議選では、無投票だった9つの選挙区と合わせ、現職27人、新人14人、元職1人、前職1人が当選し、女性県議は過去最多の6人誕生しました。
一方で、投票率は前回を3.36ポイント下回り、過去最低を更新する50.96%でした。
当選証書の付与は、あさって(12日)各総合支庁で行われます。