保育園や幼稚園などの送迎バスで子どもの置き去りを防ぐため、安全装置を設置することが4月から義務付けられました。安全装置を導入した園を取材しました。子どもを守るその仕組みとは。
4月6日、入園式を迎えた山形県舟形町の舟形ほほえみ保育園。
園児たちが降りたバスには、ある装置が導入されました。

報告・棚橋祐太「こちらが装置が設置されたバスです。中を見ていきます。運転手がエンジンを止めるとまず、『車内に人がいないか確認してください』といったアナウンスが流れます。そして、車内を確認しながら、一番奥まで行きます。こちらのボタンを押すことで、アナウンスをとめます。そして、5分以内にこのボタンが押されないとバスの外まで聞こえる大きなブザーが鳴るということです」

運転手が車内の後ろのボタンを押しに行くことで、園児が置き去りにされていないか確認できる仕組みとなっています。
送迎バスの運転手「アナウンスを機械的にボタンで止めることによってヒューマンエラーはなくなるんじゃないかなと思います」
そして、新たにもう一つ取りつけられたものが。