コロナ禍を乗り越え、社会へ一歩です。山形市の東北文教大学と短期大学部では、23日、卒業式が行われました。

23日卒業の日を迎えたのは、東北文教大学の学生110人と、短期大学部の学生123人です。

代表の学生に学位記が手渡されると、須加一好学長からはなむけの言葉が贈られました。
東北文教大学・須加一好学長「今ここにいる自分自身を信じて、そしてもっと人と関わりながら学び続けてほしい。そうすることで自分を社会を作り替えていってほしい」
コロナ禍での学生生活を強いられた学生たち。

特に、短期大学部の学生たちは、新型コロナの感染拡大が続く中での入学だったため、急きょ、入学式が中止になりました。

それでも、保育や介護の分野を目指す学生たちを思い、学校では感染対策を徹底しながら、極力、対面での講義や実習を行ってきたそうです。
短期大学部の卒業生「結構実習とかも何回もできたし、みんなと一緒に学習する場面も多かったので、あまりコロナ禍というのは感じなかったです」
周囲の支えを受け、多くを学んだ学生たち。
春から社会人として歩き始めます。
東北文教大学・卒業生「友達にも恵まれてとっても充実した4年間でした。相手の気持ちを理解できるような大人になっていきたいと思っています」
東北文教大学・卒業生「いろいろな方法を模索してやったことが楽しかったし、やりがいがあったなと思います。コロナ禍でこうやってみんなで集まって写真撮るのは久々なので写真が届いたら宝物にしようかなと思います」
