山形県中山町にある県野球場が、来月から「ヤマリョースタジアム山形」に変わることに合わせ、14日、命名権の締結式が行われました。
山形県が管理する中山公園野球場では、2008年度から施設命名権・ネーミングライツを導入しています。
今年度までは、荘内銀行と日新製薬が共同で命名権を取得していました。
そして新年度から来月から3年間の契約で命名権を取得したのは、ガソリンスタンドなどを運営する山形市の「ヤマリョー」です。

県庁では14日、ネーミングライツの締結式が行われました。
県によりますと、年間400万円以上を条件に公募を行ったところ、ヤマリョーのみが応募したということです。
契約金額は1年あたり600万円で、過去最高額となっています。

ヤマリョー・金山知裕代表取締役会長「当社には、子ども時代から野球と親しんできた会社の仲間が大勢いる。野球全体の振興に寄与できればうれしいと思っている次第です」

今回、契約したネーミングライツ料は、県が所有する公園などの維持管理に使われるということです。
