新型コロナの感染対策として3年続いたマスクの着用が、きのう(13日)から「個人の判断」が基本となりました。

観光地の旅館では、宿泊客、従業員ともに変化はあったのでしょうか?

報告・鈴木竜弘「蔵王温泉です。平日のきょうもご覧ください。蔵王中央ロープウエイの駐車場はほぼ満車状態です。道行く人を見ますと、どちらかというとマスクを着用している方、多いように見受けられます」



千葉からの宿泊客(Q宿泊の皆さんマスクは?)「みんなつけていた。まだつけている人が多かった」

宮城からの宿泊客「食事する時は(マスクを)外すが。当然。やっぱり食事場所に来るときはみんな(マスクを)つけていた」

温泉街にあるホテルです。

従業員の対応は?



蔵王プラザホテル 女将 本堂優子さん「引き続きマスク着用で接客に当たる。まだ(新型コロナが)収束したわけではないので、3月いっぱいはマスク着用でやってあとは徐々に状況を見て、判断しようと思っている」

こちらのホテルでは、館内でのマスク着用は自由とした上で、宿泊客には1点だけお願いする考えです。

蔵王プラザホテル 女将 本堂優子さん「食事の時だけはマスク着用をお願いしたい。共有するところがあるので、皆さん行かれるので、その時にマスク着用していただいたほうがお互いに安心かと思う」

別の温泉宿泊施設でも話を聞きました。

こちらには、県から「マスク着用は個人判断」というパンフレットが届いたそうです。

女将の志田さんは、本当は、マスクを外したいと話しますが…。

ろばた 女将 志田秀子さん「本当は(マスクを)外してみんな口元見てお話するのが楽しい。なかなかやっぱりまだ(マスク着用個人判断が)始まったばかりなので、皆さんの状況を見ながら(考える)」

従業員は当面、マスクをつけますが、宿泊客は、食事を含めて自由にしたそうです。

今後の「脱マスク」の時期については?



ろばた 女将 志田秀子さん「あと1年くらいか。みんなすっきりマスクもいらない状況だといい」

コロナ禍3年を経て「個人の判断」となったマスクの着用。

観光地でも、しばらくは様子見が続きそうです。