山形県天童市の園児が、桃の節句を前にひな飾りを楽しみました。歴史あるひな人形、園児の目にはどう写ったのでしょうか。
報告・矢野秀樹「園児たちが昔のお雛様を見ています。大きなお雛様に、みんな夢中です」
園児「めっちゃ大きい!」「飾ってみたい!」

「天童の雛飾り」は、市内の旧家で受け継がれてきた時代雛を楽しんでもらおうと、市内5か所を会場に行われています。
天童織田の里歴史館では、京都御所を模して作った「御殿(ごてん)飾り」や、迫力ある元禄雛(げんろくびな)など、およそ800点が展示されています。
園児「この人、二刀流で最高!」

歌舞伎役者の姿をした「竹田(たけだ)人形」江戸時代の文化を、いきいきと今に伝えています。

こちらは、大きな古今雛(こきんびな)。お内裏様のサイズは、50センチ以上も。
園児が注目したのは…。
園児「ぐるぐるなってる」

雲と龍で彩る「雲龍文(うんりゅうもん)」高貴な人だけが身に着けられるという模様です。

園児(Qぐるぐるの服はどう?)「すごい目がまわる!」
天童織田の里歴史館・須藤詩織さん「我々大人とは違った目線での気づきや発見があるので、その度にこちらがびっくりさせられる。素晴らしい人形もたくさんあることをぜひ知って、自分のまちのことについて知ってもらえるきっかけになればと」
初めて目にする貴重なひな人形に、園児たちは目を輝かせていました。







