使われなくなった市の備品をフリーマーケットアプリに出品し循環型社会を作っていこうと、山形市はきょう(16日)、大手フリマアプリでの販売を始めました。

山形市が不要になった備品の出品を始めたのは、大手フリマアプリ「メルカリ」です。

山形市では学校の改築や業務の変化などに伴い、役目を終えた備品が倉庫に眠ったままとなっています。

そうした備品に新たな価値を見出し、必要とする人に譲ることで、ゴミの削減と循環型社会の実現につなげようという狙いです。

こうした取り組みは県内初で、メルカリによりますと、自治体が備品を販売するのは、全国で7例目になるということです。

現在、出品されているのは学校のイスや壁掛け時計、ビデオデッキなど、どこか懐かしさを感じるレトロな「掘り出し物」30点です。

山形市・佐藤孝弘市長「今の若い世代の方にも昭和の香りのする非常にレトロな物が逆に"エモい"とか言って流行ってたりするのでこういう物も活用できるかのなと」

市では今後も不要になった備品を随時出品していき、売り上げは市の財源として役立てていくということです。