山形市では、今、SNSで話題の色鉛筆画家音海はるさんの作品展が開催されています。音海さんに意外な私生活の話などたっぷりと聞いてきました。

額縁から今にも飛び出してきそうなリアルな猫に、獲物に狙いを定める、虎。

写真のようにもみえますが…なんと!色鉛筆で描かれたもの。

描いているのは現役大学生で、山形県内在住の色鉛筆画家音海(おとみ)はるさん(21)です。山形市嶋北(しまきた)にある住宅展示場「シマカラ」では今月3日から音海さんの作品展が開催されています。

山形県内在住・色鉛筆画家音海はるさん「動物の作品が多いのですが、実際に見て触れそうとか風が吹くと毛並みがなびきそうとか見ている方に思ってもらいたいなと思いながら描いています」

高校生の時に作品作りを始め、SNSに作品を載せたことで話題を集めた音海さん。

ぜひ会場で、様々な角度から作品を見て、楽しんでほしいと話します。

報告・嘉藤奈緒子「見ているとどの猫ちゃんも瞳の中に景色が映っていますね!」

県内在住色鉛筆画家・音海はるさん「こちらの作品だと夜の風景を見ているイメージをして描きました。猫ちゃん自身が何を見ているのか何を考えているのか実際に作品を見て想像してもらえたらすごくうれしいです」

作品はどれもA4サイズと比較的小さな紙に描かれていて、リアルさを追求するにはとても根気のいる作業です。

どのように集中力を保っているのでしょうか。

音海はるさん「僕、すごい多趣味なんです。絵と、バドミントンと釣りとあと昆虫採集。自然の空気を吸ったりするのが良いリフレッシュになります」

そんな音海さんは現在大学4年生、春からの活動も決まったようです。

音海はるさん「今後は作家一筋でがんばっていこうと考えておりまして基本的には今回のような展示会だったりペット肖像画だったりご依頼をお受けしながら生活をしていきたいなと考えております」

音海さんの作品展はTUY次世代住宅展示場シマカラで今月26日まで開催されています。

矢野アナウンサー:時間をかけて作品を作る中、趣味がたくさんあるというのは驚きました。やはり何度見ても絵には思えない、すごいです。

嘉藤アナウンサー:近くで見ると、彫りを入れて白を表現していたりと実際に近くで見てみないと分からないところもあり驚きました。今月26日までのイベント期間中にシマカラのモデルハウスを2棟以上ご見学された方はこちらの音海さんの作品がプリントアウトされたチョコレートがもらえるということです。