山形県内の中学校では、この時期、自分の決意や将来の夢などを語る「立志式(りっししき)」が行われています。

きょう(3日)は、山形市立第九中学校の立志式の様子をお伝えします。



「立志式」は、数え年で15歳になると臨む儀式「元服」にちなんだ行事で、自分の決意や将来の夢などを発表するものです。

「大人への第一歩」として、山形市立第九中学校では、学校創立以来、40年以上に渡り行われています。

今年は2年生127人が立志式に臨み、決意や夢を色紙にしたため、保護者の代表に向けて発表しました。



生徒「今の私がいるのは周囲の人が私のことを支え、導いてきてくれたおかげです。私も周囲の人によい影響を与えられるよう、自分の考えに自信を持ち、素敵に煌ける人になりたいです」


生徒「私は過ちをすぐに認め、改められる人間になりたいです」



生徒「努力して自分自身の花を咲かせられるようにそして自分にも周りにも和みの花を咲かせられる人になりたいです」

生徒「義務教育が終わるとそのあとは自分でどうするかを決めないといけません。私は自分の道を決め、その道の上をしっかり歩けるようになりたいです」



保護者「努力した過程であるとか、夢を目指してがんばったその気持ちを忘れずに大人になってほしいなと思います」

立志式のあと、保護者が書いたサプライズの手紙が手渡され、生徒たちは、家族の愛情をかみしめているようでした。